風水で間取りを見るときは、玄関から入った気が家の中をゆるやかにめぐり、各部屋に行き渡るかどうかがポイントになります。暮らしの言葉に置きかえると、玄関から奥まで動きやすく、どの部屋にも光と空気が届く住まいです。
賃貸や購入済みの住まいでは、間取りそのものを変えるのはむずかしいものです。この記事では、今の間取りのまま、家具の配置や物の置き方で動線を整える方法を紹介します。
この記事でわかること
- 風水で間取りを見るときの基本
- 玄関と窓が一直線の間取りの整え方
- LDKや廊下の動線を整えるコツ
- 家具の配置で動線を改善する方法
先に押さえたいポイント
- 1間取りは変えられなくても、家具の配置で「流れ」はかなり整えられます。
- 2玄関から窓まで一直線に抜ける間取りは、途中に植物や低い家具を置いてやわらげます。
- 3よく通る動線ほど、物を置かずに広く保つのが基本です。
風水で間取りを見るときの基本
風水では、気は玄関から入り、廊下や部屋を通って、家全体をめぐると考えられています。理想とされるのは、気がゆるやかに曲がりながら流れ、各部屋に行き渡る状態です。
反対に、次のような状態は、気の流れが滞ったり、勢いよく抜けすぎたりするとされます。
- 滞る:廊下や部屋の入口に物が積まれ、行き止まりのような場所がある
- 抜けすぎる:玄関から奥の窓まで、遮るものがなく一直線に見通せる
- 届かない:光が入らず、使われていない部屋や隅がある
この記事は、住まいの設計や工事の相談ではなく、今の間取りでできるインテリアの工夫を紹介するものです。
玄関と窓が一直線の間取り
玄関のドアを開けると、廊下の先にリビングの窓が見える。マンションでよくある間取りです。風水では、玄関から入った気が、まっすぐ窓へ抜けてしまうと考えられることがあります。
暮らしの面でも、玄関から部屋の奥まで丸見えになると、落ち着かない印象になりがちです。
どの方法も、通り道をふさがないことが前提です。植物の置き方は観葉植物の風水インテリアで紹介しています。
LDKの動線を整える
リビング・ダイニング・キッチンがひとつながりになったLDKは、人の動きがもっとも多い場所です。
「通る動線」と「くつろぐ場所」を分ける
入口からキッチンやベランダへ向かう動線が、ソファの前を横切っていると、くつろいでいる人の前を何度も人が通ることになります。よく通る道と、座って過ごす場所を分けるように家具を配置しましょう。
家事の動線は短く
キッチンとダイニングの間、キッチンと洗面所の間など、家事でよく行き来する場所には物を置かず、移動しやすくしておきます。
ダイニングテーブルの周りに余白を
椅子を引いて座れるだけの余白がないと、窮屈で落ち着きません。テーブルの周りには、椅子を引くスペースと、その後ろを人が通るスペースを確保しましょう。
廊下と部屋の入口を整える
廊下は、家の中の気の通り道です。物置き場にしてしまうと、家全体の流れが滞ります。
- 廊下に収納ケースや段ボールを置かない
- 部屋のドアが最後まで開くように、ドアの裏に物を置かない
- 暗い廊下には足元灯や小さな照明を
- 突き当たりの壁には、明るい絵や植物を
家具の配置で動線を改善する
方角・入口・光・動線の基本は風水で部屋を整えるには?、ワンルームの動線はワンルームの風水インテリアでも紹介しています。
動線を整えた部屋を、AIで確かめる
Inteariでは、部屋の写真をアップロードし、入口の位置を選ぶと、入口からの動線を意識した風水バランスのインテリアイメージをAIが作成します。避けたいことに「家具で動線がふさがる」を選ぶと、通り道をあけた配置を意識した提案になります。
よくある質問
Q.間取りが風水的に良くない場合、引っ越すべきですか?
A.その必要はありません。家具の配置や物の置き方、照明などで、気の流れや暮らしやすさを整える方法はたくさんあります。まずは今の住まいでできることから試してみてください。
Q.家を建てる・リフォームする場合も参考になりますか?
A.この記事は、今の住まいのインテリアを整えるための考え方を紹介しています。設計やリフォームについては、建築の専門家にご相談ください。
まとめ
- 風水では、気が玄関からゆるやかにめぐり、各部屋に届く間取りが理想。
- 玄関から窓まで一直線の場合は、植物や低い家具で流れをやわらげる。
- LDKでは「通る動線」と「くつろぐ場所」を分ける。
- 廊下や部屋の入口を物置き場にしない。
- 間取りは変えられなくても、家具の配置で流れは整えられる。
間取りそのものを変えなくても、家具の置き方ひとつで動線と暮らしやすさは変わります。部屋の写真から、入口からの流れを意識した配置のイメージを試してみませんか。

