間接照明の選び方は、「どこに光を当てたいか」を先に決めるのが近道です。間接照明は、光源を直接見せずに壁や天井に光を当て、その反射で部屋に奥行きをつくる明かりです。工事をしなくても、スタンドやテープライトで試せます。
この記事では、器具の選び方と置き方、そして見落としがちなLED電球の適合確認を整理します。賃貸でも取り入れやすい方法を中心に紹介します。
この記事でわかること
- 間接照明でできることとできないこと
- 器具を選ぶときの基準
- 置く場所ごとの考え方
- LED電球を選ぶときの安全確認
先に押さえたいポイント
- 1間接照明は主照明の代わりではなく、くつろぐ時間の明かりとして足すものと考えます。
- 2光を当てる壁は、物が少なく明るい色の面を選ぶと効果がわかりやすくなります。
- 3LED電球は、密閉器具・断熱材施工器具・調光器に対応しているか型番ごとに確認します。
間接照明の選び方は光を当てる場所から
間接照明は、部屋全体を明るくするためのものではありません。読書や作業には手元の明るさが別に必要です。くつろぐ時間に主照明を落とし、やわらかい明かりに切り替えるための照明と考えると、選びやすくなります。
まず、光を当てる面を決めましょう。
- ソファやベッドの後ろの壁
- テレビの背面
- 部屋の角
- 天井(上向きに照らすフロアライト)
物が少なく、明るい色の壁ほど光がきれいに広がります。濃い色の壁や、物がたくさん並んだ棚の前では、効果がわかりにくくなります。

種類ごとの特徴と向いている場所
賃貸で試しやすい器具には、次のようなものがあります。
- フロアライト:部屋の角に置くだけで使える。床の面積を少し使う
- テーブルランプ:サイドテーブルや棚の上に。枕元やソファ横に向く
- クリップライト:棚やベッドボードに挟める。挟む面を傷つけない工夫が必要
- テープライト:テレビや棚の裏に。貼る場所の素材を選ぶ
- 簡易取付型のダクトレール:天井の引掛シーリングに取り付けられるタイプなら、配線工事なしでスポットライトを使える(天井の配線器具と耐荷重の確認が必要)
明るさは、消費電力のワットではなくルーメン(lm)で比べます。色は、くつろぐ部屋なら暖かみのある電球色が使いやすいでしょう。調光や調色ができる製品なら、時間帯で雰囲気を変えられます。
置く場所で変わる部屋の見え方
部屋の角に置いて壁と天井を照らすと、部屋の隅が暗く沈まず、広く感じやすくなります。背の高いフロアライトは、ソファやベッドの後ろに置くと光源が目に入りにくくなります。
寝室では、横になったときに電球が直接目に入らない位置を確かめましょう。実際にベッドに寝て、眩しくないかを確認するのが確実です。
北向きの部屋など、昼間から暗さが気になる場合は、北向きの部屋の風水インテリアもあわせて参考にしてください。照明全般の整え方は、照明で整える風水インテリアで紹介しています。
LED電球を選ぶときの安全確認
電球を付け替えるときは、口金のサイズ(E26やE17など)に加えて、器具と電球の組み合わせを確認してください。
LED電球は熱に弱く、対応していない器具で使うと寿命が短くなったり、故障の原因になったりします。使える器具はメーカーや型番によって異なるため、電球のパッケージと器具の表示を必ず確認しましょう。
布製のシェードや、カーテンの近くで使うときは、器具の説明書にある設置条件も守ってください。たこ足配線を避け、コードは足を引っかけない場所に通します。

賃貸で気をつけたいこと
賃貸では、壁に穴を開ける取り付けは避けるのが無難です。テープライトの両面テープや粘着フックは、壁紙や塗装をはがしてしまうことがあります。はがせるタイプでも、目立たない場所で試してから使いましょう。
退去時の扱いが心配なときは、賃貸の壁紙DIYで気をつけたいことも確認しておくと安心です。
明かりの雰囲気は、言葉だけでは想像しにくいものです。家具の配置とあわせて考えたいときは、風水バランスの良い部屋とはのように、光と余白の両方から部屋を見直してみてください。
よくある質問
Q.間接照明だけで生活できますか?
A.雰囲気づくりには向いていますが、読書や料理、掃除などには明るさが足りないことが多いです。主照明や手元の明かりと使い分けるのがおすすめです。
Q.賃貸でも間接照明は使えますか?
A.はい。フロアライトやテーブルランプなら、工事なしで使えます。壁に貼るタイプは、はがしたときに跡が残ることがあるので注意してください。
Q.AIの画像の明かりは実際の照明と同じになりますか?
A.いいえ。AIの画像は雰囲気の参考です。実際の明るさや光の広がりは、器具や部屋の条件によって変わります。
まとめ
- 間接照明は「どこに光を当てるか」から選ぶ。
- 明るさはワットではなくルーメンで比べる。
- 1台を部屋の角で試してから増やす。
- LED電球は器具との適合を型番で確認する。
- 賃貸では壁に跡が残らない方法を選ぶ。
明かりを少し足すだけで、夜の部屋の印象は大きく変わります。器具を選ぶ前に、今の部屋の写真で雰囲気の方向性をAIで見比べてみてはいかがでしょうか。

